大学の先生から紹介してもらったのがきっかけで、髙橋デザイン建築事務所に入社しました。

入社1年目は先輩が担当している現場へ毎日足を運び、家が出来上がるまでの流れ、材料の使い方、工程による業者さんの出入りなど学びました。
1年目の終わりには新築現場２棟を先輩にアシストに回ってもらい経験を積むことで自信を付けることが出来ました。

2年目からは、リノベーションを任されるようになりました。
建物を解体する前、構造を予測し準備・段取を計画します。普通なら図面がありそうですが古い中古住宅では、図面がない事も普通にあります。
なので、資格と経験をかなり必要とします。
いざ解体工事を進めるとイレギュラーな事はよくあります。現場を止めないよう瞬時に提案など回避する力を養った２年でした。

3年目ではデザイン性・工事予算を含めた現場統括業務を任されました。
ウッドショックや増税など社会背景による物価上昇で新築を建てることのハードルが上がりました。そこで住宅購入への敷居を少しでも下げる為に、中古住宅に対する「古臭さ」を減らせるデザインを独自で研究し始めました。今住んでいる賃貸料同等もしくはそれ以下でオンリーワンでどこにもない家に住めたら、新築じゃなくっても満足してもらえる。
そう考え、社内の営業担当者と検討する日常が増えていきました。デザイン性が強すぎて住宅機能が落ちても良くない。かと言って機能性を重視して価格が上がればマイホームを諦めさてしまうお客様を自分が作ってしまう。。。　何度も何度も上司・営業担当者と話し合いを重ねてようやく、色々な方に観て頂ける物件を手掛けるようになりました。

うちの会社はスタッフ同士の距離感が近く、上司などへ僕の意見も発信しやすい環境だと思っています。今まで沢山の挑戦を応援してもらって来たと感じています。
今後は1級建築士取得を目標と自分の個性を活かしながら、様々な物件企画をこれからも手掛けていきたいと思います。

最後に。
入社1年目の時、仕事を終えてから毎日2級建築士の勉強に取組みました。頑張った甲斐もありストレート合格ができました。　今もそうですが仕事をしながらの勉強は、時間確保が一番難しいです。　僕からみなさんへ言いたい事は「キャリアプランニング」を作ってみてください。そうすれば、時間の大切さや目標を掲げることの効果を実感できますよ。僕も１級建築士になる為に毎日頑張り、構造を熟知した建築士を目指したいと思います。