CHOICE.01将来借家に
谷本大樹
老後のことを考えた家づくり
営業サポートのトモコが新築を建てた谷本大樹(通称:谷もん)へ
インタビューしました 2022.7
人物紹介
谷本 大樹 / DaikiTanimoto 通称:谷もん
18歳から22歳まで海外生活を経験。
そこで様々な人々と出会いコミュニケーションスキルを学ぶ。
不動産営業9年目。
何歳で家を建てたんですか?
31歳の時です。
夢の新築マイホームを手に入れたのですね?
実は、本来は、新築住宅を建てることは全く考えていませんでした。
何故ですか?
新築で家を建ててもの、経過年数に応じ、建物は劣化していきますので、それに応じてメンテナンス費用はかかりますし、なんせ注文住宅で家を建てると、いろいろ要望を取り入れたくなりますし、それに伴い、建物に多大な費用がかかってしまうため、毎月の大きな返済をしながら貯蓄ができるのか?という不安があったからです。
では中古住宅購入という選択肢は無かったのでしょうか?
もともとは中古住宅を購入する予定でした。
早く住宅ローンを完済し、収益物件として貸家にすることを目的としていました。
中古住宅を4~5年かけて探した結果、希望する学区内で売り物件が出てこず、そうこうしているうちに上の子が3歳になり、小学校進学を意識することで、家購入への焦りが出てきました。
子どもが小学校に上がるまでには家を決めたいですものね。
新築を建てる気は全くなかったのですが、親が所有している36坪の土地のことを思い出しました。
私は4人家族、車2台所有のため、新築を建てるには最低でも40~50坪は必要だと思っていたのですが、社内の建築士に相談したところ、36坪の土地でも十分家が建つとのことでした。
土地代がかからなくて済んでよかったですね!
使っていない土地だったこと、また何かに活用するにも中途半端な大きさの土地だったため、親にその土地に家を建ててもいいかとお願いすると、快く承諾してもらえました。
あんな狭い土地に本当に家が建つのかということだけは心配されましたが。笑
狭小地に建てた家の住み心地はどうですか?
広い土地に新築を建てる場合と比較すると、間取りの自由度は下がりますが、水廻りを極力近くに配置して生活動線をコンパクトにし、家族が集まる空間は広い空間とすることで解放感を創出し、ゆったりと快適に暮らしています。
収納スペースもたくさんあって、36坪の土地でも全く問題なさそうですね!
コストはどうですか?
住宅ローンはいくら借りたのですか?
自己資金無し、1,800万円の借入れ、毎月の返済額は48,000円です。
建物の面積が小さいため、建築コストを抑えることができ、設備にお金をかけなかった分、断熱とサッシにはお金をかけました。
土地は購入しなくてすんだので、前出の借り入れ金額ですんだことも事実ですが、毎月の支払い金額が少ない分、心にゆとりが出来、また貯蓄もできております。
月々48,000円なら家賃より安いですね!
現在の家の住宅ローンを早く完済し、その家を貸家に出して二軒目の家を建てること、また二軒目の住宅ローンの支払いも早めに繰り上げ返済して、貸し出した家の家賃収入を老後資金に充て資金に余裕のある老後生活を送りたいと考えています。
人生100年時代。これから少子高齢化が進み、年金が少なくなっていくことも考えられますもんね。
家賃を払い続けることや、住宅ローンが多額に残ってしまう事は老後の暮らしを圧迫する可能性があります。
そうならないためにも早めのリスク回避の対策を私たちは考える必要があります。
長い人生、変化も多く訪れます。その変化に対応できるような準備をしておけばそれが豊かな老後生活の第一歩となります。
明るい未来の実現のために、今自分ができることを考える必要があると思います。