築20年の家を現在の暮らしに合うスタイルに
福山市 I様
築20年の家を現在の暮らしに合うスタイルに。
友人を気軽に呼べる土間付き和室は見どころ！
リノベーションを決意したきっかけを教えてください
水回りや屋根の老朽化が気になるようになり、ここ数年「いつかはリフォームしなければ」という考えが常に頭の片隅にありました。
お風呂のボイラーも耐用年数をとうに超えており、心配しながらもなかなか動き出せずにいたんです。
しかし家を購入して20年目を迎えるにあたり、このままではいけないと一念発起。まずは見積もりだけでもお願いしようと、リフォーム会社を探し始めました。
髙橋デザイン建築事務所はどこでお知りになりましたか？
ネットで「福山 リフォーム」を検索してヒットしたのが、高橋デザイン建築事務所です。
お客さんの口コミも良く、評価も高かったので、まずは問い合わせフォームから連絡をとりました。実は高橋さんを含めて2社問い合わせをしたんですが、1社はお返事がなく、高橋さんは即日ご連絡をいただきましたのも好印象でしたね。
髙橋デザイン建築事務所を採用した決め手はなんでしたか？
初の顔合わせで知った驚きの事実が決め手ですね（笑）。
実は20年前に購入したこの建売住宅は、社長が独立前に勤めていた会社で設計したものだったんです。この運命的な出会いに感動して、通常は4・5社見積もりをとって決めるんでしょうが、他にお願いする気はおきませんでした。しかも図面も社長の手元に残っており、リフォーム計画もかなりスムーズだったんです。
家づくりにはどんな希望がありましたか？
まずは老朽化した水回りや外壁を直すことが一番ですね。また子どもの独立などで家族のライフスタイルも変わったため、間取りも大幅に変更することになりました。
最も大きく変わったのは玄関横の和室です。
主人の「友達が気軽に呼べる家にしたい」という希望に合わせて、駐車場横からも玄関からも出入りができる、広い土間付きの空間を考えてもらいました。押入れがあった場所は壁一面クロークにしてもらい、壁面には自転車をかけるフックも設置。
主人が数年前に脳梗塞になったのをきっかけにはじめた、自転車の収納スペースとしても活用しています。
広い縁側のようなイメージで、友人同士や娘家族と食事もできるんですよ。
リビングやキッチン、浴室、脱衣所は、増築して少しずつ余裕をもたせました。
キッチンも壁付きから対面スタイルに変更し、パントリーを作ってもらいました。以前は白と茶色を基調にした明るいインテリアだったんですが、せっかくリノベーションするならガラッと変えようということで、白と黒、グレーを基調に。思い切ったデザインのクロスをアクセントにしたのも気に入っています。
気に入っている場所はどこですか？
ご主人：やっぱり土間ですね。友達が気軽にきて、飲み会も楽しんでます。
以前はスペースがなく、リビングは生活感があるので呼びにくかったんです。
しかし今では、玄関を通らずに靴のまま気軽に入ってもらえて、縁側のようにちょっと腰掛けて飲んだりしゃべったり。
外と中の中間のような雰囲気が気軽なんでしょうね。娘家族が来て、テーブルを出してお好み焼きを焼いて食べたりしています。
奥様：私はもう全体です。しいて言うならキッチン背面のパントリーでしょうか。
1帖半ほどの限られたスペースですが、両サイドに棚があって収納力の抜群です。
また水回りが一直線につながっており、どこからも風を通せて、家事や掃除が楽なのも気に入っています。
生活はどのように変わりましたか？
リノベーションを通じて、これまでの生活の中でため込んだ物を整理できたのが一番の収穫かもしれません。
「終活」と言うと早いと思われるかもしれませんが、主人の病気をきっかけに、人間なにがおこるか分からないなって。終活のはじまりとしてとても良いタイミングでした。服なんて45?袋に2人で30袋くらい捨てましたよ（笑）。
また、気軽に人が呼べるようになって、交友関係がより深まりました。
お風呂も暖かく、保温力の高いからいつでもあったか。キッチンも使いやすいです。
髙橋デザイン建築事務所の仕事はいかがでしたか？
本当に良かったです。社長の息子さんに担当してもらい、親子二代にお世話にになりました。
こうでもないああでもないと、かなり振りまわしてしまいましたが、辛抱強く付き合っていただき、本当に良い家ができたと思います。
【取材後記】
20年目という節目に弊社でのリノベーションを選んで頂いたこと、本当にうれしく思います。
また弊社の社長とも繋がりがあり、人の縁には驚くばかりです。I様の「友達が気軽に呼べる家にしたい」という願いを叶えた、とても素敵なお家になりました。