2026.8.17無垢フローリングと暮らす
こんにちは!営業の小山です。
住宅の床材には、さまざまな種類があります。その中でも私が好きなのが、木そのものを使った「無垢フローリング」です。
無垢フローリングの魅力は、何といっても木の質感です。裸足で歩いたときの柔らかさや温かさ、木目の表情、そして樹種によって違う香りや色合い。工業製品ではなかなか感じることのできない、自然素材ならではの心地よさがあります。また、無垢の木は一枚一枚表情が違います。節の位置も、木目も、色も少しずつ違う。その不揃いさが、私は無垢材の良さだと思っています。
一方で、無垢フローリングには短所もあります。特に柔らかい樹種では、物を落としたり、家具を動かしたりすることで、傷や凹みがつくことがあります。「傷がつかない床」を求めるのであれば、無垢フローリングは最適な床材ではないです。でも、私はこの「傷がつく」ということを、必ずしも悪いことだとは思っていません。無垢の木には、傷や凹みをある程度自分で直すことができる、面白い性質があるからです。先日、携帯を落として凹んでしまいました。凹んだ部分に水分を与えて数十分置くと木の繊維が水分を吸って膨らみ、凹みが戻ってきました。もちろん、木が削れてしまった深い傷や、大きく割れてしまった部分まで完全に元通りになるわけではありません。それでも、傷がついたら終わりではなく、木の性質を利用して自分で補修できる。これは、無垢材ならではの大きな魅力だと思います。
また、無垢材は、湿気を吸ったり吐いたりしながら、季節によって伸び縮みします。冬になると板と板の間に少し隙間ができたり、湿度の高い時期には隙間が小さくなったりすることもあります。それもまた木が自然素材である証拠です。工業製品のように、何年経っても同じ姿を保つものではありません。使い込むほどに色が変わり、艶が出て、少しずつ味わいが増していきます。暮らしながら少しずつ変化していく。そこに無垢フローリングの面白さがあります。

傷も含めて、家と一緒に育っていく
私は、無垢フローリングを「いつまでも新品のような状態を保つ床」として考える必要はないと思っています。子どもがおもちゃを落とした跡かもしれない。家具を動かした跡かもしれない。何気ない日常の中でできた小さな傷かもしれません。それらはすべて、その家で暮らしてきた時間の跡です。でも、何年も経ったとき、その傷を見ると「この家でこんな暮らしをしてきたな」と思えるかもしれません。無垢フローリングは、傷や変化も含めて楽しむ床なのだと思います。新品の美しさだけではなく、時間が経つことで生まれる美しさがある。家も人と同じように、年月を重ねることで味わいが増していく。そんな住まい方を楽しみたい方には、無垢フローリングはとてもおすすめしたい素材です。私は、木のぬくもりが、好きで、ともに暮らしていきます。
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